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2011-07-31 (Sun)
恋のまんなか (ミリオンコミックス 17 Hertz Series 52)恋のまんなか (ミリオンコミックス 17 Hertz Series 52)
(2008/11/29)
松本 ミーコハウス

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お前なんか知らなきゃよかった お前の隣で寝なきゃよかった
お前が俺の頬をなでなきゃよかった お前がキスしたいとか言わなきゃよかった
お前が… …… ……… …好きだ


「俺 あーゆーの いじめたくなんだよねー」内気な優等生の一之瀬司(いちのせつかさ)は、密かに同級生の松原千歳(まつばらちとせ)に思いを寄せていた。だが、ある日、その気持ちを本人に見破られ、無理やり告白させられてしまう。松原のアパートに連れて行かれた一之瀬は、言われるままに松原と体を重ね……どうしようもないほどのさみしさを抱えた少年たちの行く先は?

7月は30冊位読んだのだけど、最近は自分なりに吟味して購入いるので
結構当たりが多かった様に思う。
それでも外したネ…と思うものもいくつかはあったけど。
その当たりの中でもダントツだったのがこれ。
凄く好き。大好き。いや、好きという言葉では全然足りない。
心臓を鷲掴みされた、魂を持って行かれた作品。

同級生不良×優等生CP。
DKらしいのだけど、それより幼い印象を受ける。
二人ともまだ大人に庇護されるべき子ども。

離婚してから精神を患っている母親に抑圧されている一之瀬と
両親から捨てられいつ保護されてもおかしくない状況で一人生きている松原。
優等生・一之瀬の自分を見つめる目に気付き
松原は脅し、からかう様に体を奪う。
そんな二人は夏休みに家出を図る。
先行きの見えない絶望的な逃避行の果てには…

一見、苛めっ子と苛められっ子の構図だが、
「生きられないなら死ねばいい」という
絶対的真理を悟った一之瀬の方が強く、
松原にどんなに酷い事をされても言われても
全て受け入れる姿はまるで聖母の様である。

松原も一之瀬を支配しているつもりが関係を重ねる内に
自分の方が一之瀬に縋って甘えている事に気付き
「お前が怖い」と吐露する。
一方的で痛々しかったセックスが次第にとても優しく、
気が狂いそうになる程甘美に変化していく様が
松原の心の変化を映し出している。

ストーリー性の高い作品はエロの比重が少なくなりがちだけど、
この作品はとても多い。6話なんてほぼずっと致しています。
だけどお互いに縋る様に、しかし自分の躰を千切って与える様に抱き合う姿は
萌えるとかエロいとか通り越して神々しさすら感じる。

更に胸を打たれるのがキスキーン。
薄暗いアパートでの初キス、抱き合いながらのキス、
海辺での告白キス…どれも素晴らしいのだけど
やはり事件の後シーツの波の中でのキスが秀逸。
二人のいる世界はどこまでも薄暗く厳しい。
その中で灯る小さな光の様に優しく静かに唇を寄せ合う二人が
とても悲しくて美しい。

描き下ろしは数年後の二人。
二人が飼う猫視点のお話。
本編のラストだけだったら正直辛過ぎるのだけど
とても甘々でラヴラヴなので非常に嬉しい。

大団円。本当に素晴らしい作品でした。
表紙絵で避ける人も多いと思うのだけど(私もそうだった)
YahooコミックやHertZのHPでサンプルが読めるので
松本さんの絵柄が大丈夫だったら是非読んでみて欲しいと思います。

好き過ぎるとテンション高すぎてみょうちきりんな感想になるので
この作品はぐっとこらえて真面目に感想書いてみたんですけど…
読み返してみるとこっ恥ずかしいデスね!ハハハハ…
まぁ、それだけこの作品が私に衝撃を与えたんだな、
と思って頂ければ幸いです。

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